- いまの歯医者、辞めたい
- また転職することになりそう
- 転職の回数が多いのは不利だよね…
働きやすい歯科医院が見つからず、悩んでいませんか?
歯科医院の環境はさまざまなので、自分にあった職場が見つからないケースは多いです。
✔︎ この記事を書いたひと
この記事では、転職回数が多い歯科衛生士がどう思われるか・転職を繰り返すメリット・デメリットを解説します。
「3回の転職で自分に合った職場で出会った体験談」も紹介しますので、参考にしてください。
✔︎ 歯科衛生士が転職3回目で理想の職場をみつけた方法
この記事を読むと、「いい職場なんてない」と悩んでいる歯科衛生士さんが、長く働ける職場に出会える確率がグッとアップします。
■ もくじ
転職回数が多い歯科衛生士は歯科医院からどう思われる?
転職回数の多い歯科衛生士は、ネガティブに捉えられるケースもあります。
一方で、歯科衛生士の転職市場は活発なので、転職の多さを気にしない院長も多いです。
歯科医院からのイメージ|転職が多いとどう思われる?
一般的に、転職回数が多い歯科衛生士は、同じ医院での経験期間が短くなります。
そのため、次のように思われることがあります。
- すぐに辞めてしまうのでは?
- なにか揉め事を起こすのでは?
- 問題児だったらどうしよう
直接は言わなくても、本音は「人格に問題あり?」「忍耐が足りない?」と考える院長もいました。
転職が多いのは不利?
歯科医院によって考え方がちがうので、何回以上は不利になるとは言い切れません。
転職の回数よりも、転職理由や就業期間を重視する歯科医院もあります。
歯科衛生士は転職の多い(平均2.5回)職種なので、転職回数に影響を受けにくい職種です。
私は転職を4回しましたが、いまは長く働いています。
転職を繰り返すメリット・デメリット
転職を繰り返す…ということは、メリット・デメリットがあります。
デメリットだらけでは?…と思う歯科衛生士さんが多いと思いますが、メリットもあります。
✔︎ 転職を繰り返す メリット
- 転職そのものの経験を積める
- 色々な病院を知ることができる
- 自分の改善点を見つめなおす機会になる
✔︎ 転職を繰り返す デメリット
- 採用されにくい
- 給料のない期間が生まれる
- 新しい環境に慣れなければいけない
過去を変えることはできません。メリット・デメリットを活かしつつ、これからどうするか…が大切です。
これらの経験は、かならず役に立ちます。
»【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ!失敗しない歯科医院選びのコツとは?
転職を繰り返している歯科衛生士さんに伝えたいこと
「転職を繰り返している」「転職回数が多い」歯科衛生士さんに伝えたいことがあります。
複数回の転職は当たり前
歯科衛生士の転職に関して、つぎのようなデータがあります。
- 2回以上の転職を経験している歯科衛生士は50%以上
- 3回以上転職している歯科衛生士は約25%
- 現在転職を考えている歯科衛生士は60%以上
(引用:歯科衛生士の勤務実態調査報告書)
歯科衛生士が複数回、転職することは当たり前です。「転職が多い」ことにそこまで不安になる必要はありません。
転職回数よりも「転職頻度」
転職回数よりも「転職の頻度」を気にする院長はいます。まず3年やってほしい…と考える院長も。
たとえば同じ転職4回の歯科衛生士でも、つぎの2パターンでは印象がまったく違います。
- 1年の間に4回目
- 歯科衛生士歴20年で4回目
「歯科衛生士歴20年で4回目のひと」よりも、「1年間に4回目の人」の方が、印象が悪くなりがちです。
この場合は退職理由を、スキルアップのため・健康上の理由・ハラスメント…など、納得感のあるものにするのが重要です。
30代での転職回数は平均2.5回
歯科衛生士の転職に関して、「30代での転職回数は平均2.5回」というデータがあります。
次の理由が考えられます。
- 結婚、出産、転勤、介護などのライフイベントで転職が多い
- 必要とされている職種なので転職しやすい
これからは、歯科衛生士の複数回の転職経験は当たり前の時代といえます。
» 30代歯科衛生士の転職事情と転職を成功させるコツ!平均転職回数は?
「前の職場ではこうだった」は禁句
前の職場ではこうだったのに…は、転職に失敗する原因です。
これから勤めるのは前の職場ではなく、新しい職場。
新しい職場に馴染む努力をしましょう。『郷に入れば郷に従え』が…賢明なやり方です。
自分なりのやり方は、職場に馴染んでからでも遅くはありません。
転職に失敗しやすい歯科衛生士の特長
転職に失敗しやすい歯科衛生士の特長を挙げておきます。
✔︎ 転職に失敗する歯科衛生士の特長
- 他人のせいにする
- 求人を適当に選ぶ
- 主張が強すぎる
- 見学しない
- 転職エージェントの意見を鵜呑みにする
まず希望条件をはっきりさせましょう。
たとえば、給料が高い・家から近い・18時に終わる…などです。
すべて理想通り…という場合は少ないので、希望する条件に優先順位をつけておくのも大切です。
転職に失敗するよくある流れ
転職に失敗する流れは、以下のとおりです。
- 転職サイトの求人を眺める
- 前より好条件の求人を見つけ出して、応募する
- ざっくり見学して、面接で好印象になりそうな受け答えをする
- 内定をもらって就職する
これでなぜ失敗するかというと、「なんとなく」探してしまっているからです。
その結果として、次のような状況に陥りやすくなります。
- 人間関係や職場環境が全然あわない
- 条件面に釣られて入ったら明らかにブラック歯医者だった
対象不調になったり、メンタルを病むケースも。
もちろん、偶然うまくいくパターンもありますが、数ヶ月でまた転職活動…という負のスパイラルになる可能性も高いです。
転職の悩みを解決したい方は、以下の記事を参考にしてください。転職のコツをまとめています。
別職種・他業種|歯科衛生士から転職するのもあり
歯科衛生士から別の職種に転職するのも一つの手段です。
✔︎ 歯科衛生士から転職した実例
- 営業
- 一般企業で事務
- 飲食店勤務
- ネイルサロン
- アパレル
- 介護施設
事実、歯科衛生士免許をもつ、約半分が歯科衛生士として働いていません。
歯科衛生士の嫌気がさして、やめてしまった歯科衛生士さんもいます。
他業種の求人は、一般の転職サイトに多数掲載されています。
歯科衛生士の一般企業への転職については、一般企業で働きたい!歯科衛生士が会社勤めする魅力・注意点・転職方法を徹底解説を参考にしてください。
3回目の転職で「理想の職場」を見つけた歯科衛生士が実践したやり方
3回目の転職で「理想の職場」を見つけた歯科衛生士が実践したやり方…を紹介します。
つぎの5つの順番で、転職活動しました。
✔︎ 転職3回の歯科衛生士が理想の職場をみつけた方法
結果として、勤務時間が短くなったのに年収が100万円アップ・穏やかな院長・有給とりやすい…といった職場に転職できました。
当たり前でシンプルなやり方ですが、ひとつひとつ丁寧に進めてみてください。
希望条件を明確にする
ますは、希望条件を明確にすることが大切です。
希望条件がフワッとしていると、軸のない転職活動になり、応募する歯科医院がぼやけてしまいます。
給料・休日・雇用条件は、具体的にイメージしましょう。
✔︎ 希望条件の例
- 給料30万以上
- 19:00まで(残業なし)
- 通勤時間は30分以内
- 院長の性格が穏やか
希望条件に合わない職場に就職しても、長続きしない可能性が高いです。譲れない条件をしっかり決めてください。
なにが自分にとって譲れない希望条件なのかは、「転職を繰り返す」からこそ、わかることもあります。
経験を踏まえて、条件を洗い出してみましょう。
歯科医院側にメリットを提示する
転職回数が多くても、欲しい人材と思われるメリットを提示するのは、転職成功のキモです。
アピールできることは以下のような項目です。
- 人柄
- 経験
- 融通さ
人柄は「穏やかな性格」「気遣いができる」「コミュニケーション能力が高い」といった性格を伝えればOKです。
経験は「訪問歯科を5年やった」「資格を持っている」「スケーリングが得意」…などが該当します。
融通さは、「土日も働ける」「20時までOK」など、その歯科医院の勤務形態にマッチしていると魅力的な人材になれます。
一つでいいので、アピールポイントを見つけましょう。
転職をくりかえした理由をうまく伝える
転職が多い理由をうまく伝えるのも大切です。
理由が「人間関係」や「給料の不満」ばかりだと、印象はあまりよくありません。
実際の本音としては、人間関係のストレス・年収への不満・仕事内容の不満…は多いです。
私は院長にセクハラされたり、女医さんに嫌われて無視されたりしました。
とはいえ本音をそのまま伝えると、信憑性を疑われたり、「人のせい」にする人と思われてしまうリスクも。
よりよい職場に転職するためには、前向きな理由で伝えるのが重要です。
- 貴院の求人をみて、応募しないと後悔すると思った
- 〇〇の分野で自分の力を発揮したかった
ポジティブな理由を伝えましょう。
一方で、健康や家族に関わる理由は、そのまま伝えても悪影響はありません。
- セクハラにあって長く勤務することができなかった
- 持病が悪化して退職することになった
- 家族の介護が必要になり長時間の通勤がきつくなった
同時に「転職の回数は多いけれど、これからは貴院に貢献したい」という、やる気をアピールしましょう。
適切な転職サイトを利用する
歯科衛生士の転職サイトは20社以上あり、それぞれに特徴があります。
合わないサイトを利用してしまうと、求人の数が少ないだけでなく、就活そのものがストレスになってしまいます。
- 求人の掲載数が5,000件以上
- 細かい条件で検索できる
- サポートが手厚い
上記の3点が揃った転職サイトを活用しましょう。
参考 »【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ!失敗しない歯科医院選びのコツとは?
事前に院内の人間関係をリサーチするのは重要
歯科衛生士の「転職理由」第1位は人間関係。(» 歯科衛生士の退職理由TOP5)
合うか・合わないかは、「人間関係がうまくいくかどうか」…にかかっていると言っても過言ではありません。
転職前に歯科院内の人間関係や人柄がわかれば、転職が成功する確率は高まります。
知り合いのツテがない方は、転職エージェントを活用するのはおすすめです。
✔︎ 転職エージェントが教えてくれる情報
- 離職質や就職者の口コミ
- 院長の人柄や性格
- スタッフ同士の人間関係
筆者が実際に利用した転職エージェントは、以下の記事で解説しています。
貴重な情報を事前に受け取れます。ぜひご覧ください。
\ 歯科衛生士におすすめの転職サイト /
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1位 | 12,000件 | ・ 職場の雰囲気を確認できる ・ 雇用条件を交渉してくれる ・ エージェントが面接同行(希望者) | 転職に失敗した経験がある人 待遇◎の求人が多く、1番おすすめ | 詳細 ▷ | |
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とくにデンタルワーカーは、年間転職成功者3万人を誇る転職エージェント会社。
雇用条件の交渉・面接同行(希望者)をサポートしてくれるのは、他の転職エージェントにはない強みです。
私はデンタルワーカーのエージェントに内部情報を教えてもらい、ストレスフリーの職場に就職できました。
デンタルワーカー を利用して自分にあった職場をみつけてください。
しっかり自己PRする
履歴書や面接で、しっかり自己PRするのも重要です。
自分をアピールすることで、人柄や考え方をわかってもらえるからです。
- この歯科医院を希望した理由
- 今までの経験
- 希望する働き方
自分の人柄や考えを伝えておくと、歯科医院とのミスマッチを防ぐことができます。
就職して「こんなはずじゃなかった」と、お互いに思わないためにも、しっかりと自己PRしましょう。
「自己PR」の書き方がわからない人は、転職エージェントのサポートを受ければ問題なしです。
テンプレ配布や書き方を教えてくれます。
就職した歯科医院のやり方にまずは合わせる
歯科医院には、それぞれやり方があります。実際に働いてみないとわからない独自ルールもあったりします。
- 異論を唱える
- 別の歯科医院のやり方をゴリ押しする
上記のような対応だと、うまくいかなくなってしまいます。
まずは、就職した歯科医院のやり方に合わせるようにしましょう。
転職の多さをプラスにかえて自分に合った職場で働こう
今回は、歯科衛生士が転職を繰り返すデメリットとメリットを解説しました。
転職が多く「いい職場なんてない」と悩んでいる歯科衛生士さんは、3回目の転職で「理想の職場」を見つけた方法 を実践してみてください。
✔︎ 歯科衛生士が転職3回目で理想の職場をみつけた方法
この通りにやれば、理想の歯科医院に出会える可能性が高まります。
そして方法を知ることは大切ですが、「実際に行動すること」はさらに重要です。
ぜひ行動してみてください。
\ 歯科衛生士におすすめの転職サイト /
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