1年目の歯科衛生士「1年目だけど辞めたい。ツラくてしんどいのだけど、辞めてもいいのかな…。」
晴れて歯科衛生士になったのに、仕事の難しさや人間関係のつらさで消耗していませんか?
この記事では、1年目の歯科衛生士が「仕事を辞める3つの基準」を紹介します。
併せて、「1年目でやめてもよい理由」と「辞めない方がよいパターン」も紹介します。
✔︎ この記事を書いたひと
私は新卒で働いた歯科医院でパワハラを受け、1年で退職した経験があります。
結論、つぎの基準に1つでも当てはまっていたら、転職・離職をおすすめします。
✔︎ 1年目の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準
この記事を読んで、「仕事を辞めたい」と感じている1年目の歯科衛生士さんの気持ちが少しでも楽になると嬉しいです。
■ もくじ
歯科衛生士1年目で辞めたいのはあなた1人だけじゃない【安心して】
歯科衛生士1年目で辞めたいと思うのは、あなただけではありません。
ですので、悩みすぎたり、自分を責めたりしなくでも大丈夫です。
1年目でやめる歯科衛生士は割といる
実際、新卒の歯科衛生士の30%は3ヶ月以内に辞めると言われています。そのうち75%は1ヶ月以内に退職するという統計も。
新卒3年以内の離職率で最も高いのが「1年目」です。
そのため「歯科衛生士1年目で辞めたい」と感じるのはおかしいことではありません。
自分に甘いとか、我慢が足りないのでは…と悩まなくても大丈夫です。
辞めたいと感じる理由
1年目の歯科衛生士は、次のような理由から「辞めたい」と感じることが多いです。
- 仕事がうまくいかない
- 院長と性格が合わない
- 先輩・同僚との相性が悪い
- 言われていた条件と違う
- 仕事にやりがいを感じられない
- 衛生管理の状況がひどい
基本、仕事内容・人間関係・労働環境のどれかに当てはまります。
▽「歯科衛生士1年目で辞めたあとの選択肢」が気になる方はこちら ▽
歯科衛生士1年目でもやめてよい3つの理由
歯科衛生士1年目で辞めるのは不安もありますが、思っている以上に心配しなくて大丈夫です。
次のような理由があるからです。
- 再スタートは早めの方がよい
- 転職しやすい
- 復職しやすい
私は「人生終わった…」くらいの気持ちで退職しましたが、辞めた後は逆に気持ちがスッキリしました。
再スタートは早めの方がよい
辞めたい職場でガマンしていても、その時間がムダになるケースは多いです。
「心身の体調を壊す」「歯科衛生士として成長できない」…といった悪循環に陥ります。
とくに、ガマンしすぎて病んでしまうと、働くこと自体が難しくなってしまいます。
長い人生を考えて、早めに再スタートするのが賢明です。
早めに軌道修正できるのはむしろラッキーと考えて、決断した自分を褒めてあげてください。
転職しやすい
歯科衛生士1年目で辞めても、転職が大きく不利になるわけではありません。
「1年目で辞める」=「第二新卒」という立場ですが、むしろ歓迎されるケースもあります。
✔︎ 1年目で辞めた歯科衛生士が採用される理由
- 歯科衛生士1人に20件の歯医者が募集を出している
- 若手が欲しい歯科医院は多い
- 1年目で辞める歯科衛生士は珍しくないので特別視されない
転職サイトをみるとわかりますが、求人は豊富です。そのため、転職先がない…とはなりませんでした。
職場選びのコツは、以下の記事を参考にしてください。
»【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ!失敗しない歯科医院選びのコツとは?
復職しやすい
歯科衛生士は国家資格なので、復職しやすい強みがあります。
この先、他業種で働いても、休業したとしても、歯科衛生士としていつでも働けるのは辞めてもいい理由です。
このあたりは歯科衛生士不足が影響しています。
1年目の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準
仕事を辞める判断基準として「自分の努力で解決できるか」が挙げられます。
例えば、技術が未熟な場合は「練習する・セミナーに行く」などが考えられます。
一方で「スタッフとの相性が悪い」「労働条件がブラック」といった状況は、自分の努力では解決が難しいです。
✔︎ 1年目の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準
1年目の歯科衛生士として上記のような状況にある場合は、離職・転職も選択肢の1つ。ムリは禁物です。
メンタルや体調に不調がある
メンタルや体調に不調が続いている場合は、退職をおすすめします。
忙しすぎる・人間関係が悪すぎる…は、心身の健康を損なう原因です。
とくに人間関係は、歯科衛生士の退職理由第一位。
院長やスタッフとの関係性は解決が難しく、歯科医院という狭い空間がツラさを倍増します。
ハラスメントやいじめで悩んでいるケースも多いです…
ムリをして仕事を続け、ツラい思いをするのであれば、心機一転、新しい職場で再出発することをお勧めします。
健康でなければ働けません。健康は宝です!
入職時の条件と勤務条件や待遇が違う
実際に勤務する中で、入職時の条件と異なる点がある場合は、早めの退職も選択肢の1つです。
実際に、給料が少なかった・社保に入れなかった・残業代が出ない・有給がない…といったケースも。
雇用契約書や就業規則が存在しなかった職場もありました…
安定した労働条件があってこそ、安心して仕事をすることができますよね。
ブラック歯科医院で搾取される前に、労働環境の整った職場で働きましょう。
教育体制が確立されていない
歯科衛生士としてしっかり仕事するためには、最低限の知識とスキルが必要です。
十分な研修がない中で仕事しても、必要な知識や技術は身につきません。
患者さんをぶん回すタイプの職場か、そもそも知識やスキルがないという職場のどちらかです。
このような環境だと、時間だけが経ってしまうどころか、医療事故にもつながりかねません。
歯科衛生士をお金儲けのための「コマ」だといった院長もいました…。
不安を抱えて働くことはメンタル的にもツラいので、教育体制が期待できないときは退職を考えてもよいでしょう。
1年目で辞めるデメリットもある
歯科衛生士1年目で辞めることは、デメリットも伴います。
- 同期の歯科衛生士と差が開く可能性がある
- 転職のとき、早期退職を懸念されることがある
- 辞め癖がついてしまう可能性がある
- 奨学金の返済を求められる可能性がある
同期の歯科衛生士と差が開く可能性がある
スキルや知識で、1年目の同期と差が出る可能性があります。
歯科衛生士業務に携われているかどうかは、経験値の差になります。
とはいえ将来を考えると、働きにくい職場からは解放された方が効率はよいとも考えられます。
歯科衛生士は結婚・出産などでブランクがある職業なので、スキルや知識はいつでも挽回できます。
転職のとき、早期退職を懸念されることがある
転職時に、採用担当から「また辞めるのでは?」「ガマンができないのでは?」とマイナスイメージを持たれることがあります。
しかし、歯科衛生士は転職率が高い職業なので、そこまで不安になる必要はありません。
筆者も今は歯科衛生士の採用を担当をしてますが、1年目で辞めた方が来てもマイナスなイメージは持ちません。
とはいえ採用は慎重になるので、面接の時にしっかりと退職理由を話し、「前向きな転職」をアピールする必要があります。
筆者も利用したおすすめの転職エージェントを載せておきます。
\ 第2新卒の歯科衛生士におすすめ転職エージェント /
エージェント名 | 求人数 | 特長 | おすすめする人 | 口コミ・評判 | |
1位 | 12,000件 | ・ 職場の雰囲気を確認できる ・ 雇用条件を交渉してくれる ・ 転職活動をトータルサポート | 快適な職場で働きたい人 第2新卒◎の求人が多く、1番おすすめ | 詳細 ▷ | |
2位 | 10,000件 | ・ 2014年創業の老舗転職サイト ・ 衛生士の4人に1人が利用中 ・ 院長の人柄を事前にリサーチ | 内部の人間関係を知りたい人 転職の悩み相談ができる | 詳細 ▷ | |
3位 | 7,000件 | ・ LINEのやりとりがメイン ・ 利用者の満足度 98.2% ・ 転職後のフォローが充実 | マイペースで就活したい人 条件にあう求人がLINEで届く | 詳細 ▷ |
辞め癖がついてしまう可能性がある
「辞める経験」は、合わない職場から自分を守るというポジティブな面があります。
「イヤだったらすぐ辞める」という決断力もつきます。
一方で人によっては、本来ならガマンすべきことも耐えられなくなり、辞め癖がついてしまう可能性があります。
「1年目の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準」で解説した辞めるべき基準をしっかりもつことが大切です。
✔︎ 1年目の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準
奨学金の返済を求められる可能性がある
奨学金を利用して学校を卒業した人は、一定期間で返済をすることになります。
中には一定期間、歯科衛生士として働くことで奨学金の返済が免除になるケースも。
その場合、1年目で辞めてしまうと、奨学金の一括返還を求められる可能性があります。奨学金の規約を確認してください。
給料がなくなるので、生活もキツくなります。
転職活動は早めに(できれば在職中に)おこなうことをおすすめします。
【つらいけど…】1年目で辞めない方がよいパターン
1年目で辞めない方がよいパターンもあります。
- スキルや知識の不足
- 人間関係が悪くない
スキルや知識の不足
スキルや知識の不足だけで悩んでいるなら、辞める必要はありません。
誰でも最初からはできません。そして、1番最初が1番しんどいです。
できるようになるまで個人差はありますが、必ずできるようになります。
- TBI、スケーリング、SRP
- テンポラリークラウン作成
- 印象
- シーラント
- インレーや FMC の調整
- 患者さんとのコミュニケーション
歯科医院独自のやり方もあるので、慣れるまでは努力する価値はあります。
一方で「教え方に問題があるケース」や「全然教えてくれないケース」は、辞める理由になります。
人間関係が悪くない
人間関係が悪くない場合は、様子を見てもよいかもしれません。人間関係が悪くない職場は、貴重です。
歯科衛生士の多くは、人間関係にストレスを感じて退職します。
人間関係が悪くなければ、心と身体を壊す可能性も低いです。
歯科衛生士1年目は、「指導してくれる人」との相性は重要です。
歯科衛生士1年目で辞めたいと感じたあとの選択肢
歯科衛生士1年目で辞めたいと感じたら、取るべき選択は次の4つです。
- このまま頑張る
- 別の歯科医院へ転職する
- 他業種へ転職する
- 休職する
このまま頑張る
今の職場で働き続けることが可能かを考えてみましょう。スキルアップや経験が積める歯科医院もあります。
とはいえ、頑張りすぎると病んでしまうこともあるので注意が必要です。
繰り返しですが、自分自身の健康が何よりも大切です。
真面目な人ほど頑張りすぎて病んだり、「歯科衛生士なんてならなきゃよかった…」と後悔しやすいです。
別の歯科医院へ転職する
今の職場はツラいけど、歯科衛生士としてやっていきたいという人は転職を検討しましょう。
転職することで環境をリセットでき、今のストレスがなくなります。
»【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ!失敗しない歯科医院選びのコツとは?
中でも、歯科衛生士むけの転職サイトを活用するのは有効です。
とくに、転職サイトに登録してエージェントにサポートを依頼するのは以下の理由からおすすめです。
自分に合った環境がみつかる確率がグッとアップします。
✔︎ 転職エージェントを利用すべき理由
- 非公開の求人にアクセスできる
- 面接・見学の日程調整や給料の交渉を代行してくれる
- 履歴書の添削や面接対策をしてくれる
- キャリア全般の相談ができる
- 利用はすべて無料
これらを自分でやろうとしたら大変です。活用しない手はないと思います。
「1年目で退職を考えているんだけど、いい求人ありませんか?」こう聞いてみるだけでも、いままで考えもしなかった選択肢が出てくるかもしれません。
私は考えてもいなかった「訪問歯科」を提案されて、長く働ける職場をみつけました。
転職エージェントを利用して、何人もの歯科衛生士さんが働きやすい環境を手に入れています。
いまの職場で報われる未来が見えないなら、気軽に相談してみてください。
実際に利用した転職エージェントは、以下の通りです。利用料も一切かからないので、安心して利用してみてください。
\ 1年目で辞めたい歯科衛生士におすすめの転職エージェント /
エージェント名 | 求人数 | 特長 | おすすめする人 | 口コミ・評判 | |
1位 | 12,000件 | ・ 職場の雰囲気を確認できる ・ 雇用条件を交渉してくれる ・ 転職活動をトータルサポート | 快適な職場で働きたい人 第2新卒◎の求人が多く、1番おすすめ | 詳細 ▷ | |
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どこを利用すればよいか迷ったら、デンタルワーカー がオススメです。
給与交渉・人間関係のリサーチ・面接の同行までサポートしてくれるのは、他の転職エージェントにはない強みです。
私は「院長の人柄」が事前に教えてもらい、穏やかな職場に就職できました。
良い条件の職場はすぐに応募が終了するので、いつ求人が出ても良いようにまずは登録だけでもしておきましょう。
デンタルワーカーの口コミ・評判を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
» 口コミ・評判|デンタルワーカーを徹底レビュー【歯科衛生士が転職成功する近道】
他業種へ転職する
歯科衛生士がもうコリゴリなら、他業種に挑戦するのも選択肢の1つです。
仕事は、歯科衛生士だけではありません。若いうちほどやり直しができるので、色々な世界に挑戦できます。
モリタ・ライオン・サンスターといった大手歯科企業へ就職した人も。
歯科衛生士の一般企業への転職については、一般企業で働きたい!歯科衛生士が会社勤めする魅力・注意点・転職方法を徹底解説を参考にしてください。
歯科衛生士以外の仕事に興味のある人は、一度求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。
✔︎ 一般企業の情報が多い転職サイト(登録無料)
- リクルートエージェント:利用者満足度No.1・10万件の非公開求人・初めての転職や未経験求人に強い
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休職する
心身の状態的に働くのが難しい状態なら、次のどちらかで休職もありです。
- 今の歯科医院に在籍したまま休職
- 退職して休む
体調不良に関しての診断書があれば「休業手当」をもらえることもあるので、確認してください。
一度ゆっくり休むことで、「これからどうするか」を冷静に考えることができます。
とはいえ、休職することで生活が厳しい場合は「働きやすい職場」を見つけるのが重要です。
「別の歯科医院へ転職する」で紹介した「転職エージェントのサポート」を検討してみて下さい。
歯科衛生士はいつでも復帰できる仕事で、ブランクOKの歯科医院も数多くあります。
心身の健康を大切にしつつ、仕事していきましょう。
歯科衛生士1年目で辞めたい|実際に辞めた3事例
歯科衛生士を1年目で辞めたいと思い、実際に辞めた3つの事例を紹介します。
筆者の友人の例
筆者の友人の例を紹介します。衛生士学校の同期です。
Q:辞めた職場
一般歯科
Q:期間
半年で退職
Q:理由は?
人間関係。お局さんに陰口を言われすぎて、精神的に参ってしまった。
院長もお局さんのミスは注意しないけど、友人のことは周りに聞こえるように言う…
夜も寝れなくなった。
Q:その後
別の一般歯科に転職。
転職の際は、デンタルワーカーとファーストナビを併用して、とにかく穏やかな院長とスタッフの職場を探す。
5件ほど見学にいって院内の雰囲気を確認。優しくかつしっかり教えてもらえる職場に転職しました。
まさかの年収も30万円アップ。
Yahoo!知恵袋の例
知恵袋にも、1年目で辞めた歯科衛生士の体験談がありました。
Q:辞めた職場
不明(おそらく一般歯科)
Q:期間
3ヶ月で退職
Q:理由は?
研修制度がなく、仕事を覚えられなかった
Q:その後
別の歯科医院に転職。
しかし転職先では人間関係が悪く、1ヶ月にして胃痛を発症。ストレスで叫びたくなる。
余談ですが、他にも「まだ辞めていないけど辞めたい」という悩みは多いです。
筆者の例
筆者は、1年目で退職しました。
Q:辞めた職場
一般歯科
Q:期間
11ヶ月で退職
Q:理由は?
人間関係。院長が短気でパワハラ気質でした。
探針を投げられたり、勤務後に1時間怒鳴られ続けたこともあります。
»【知らないと損】歯科医院で働く歯科衛生士が知るべきパワハラの6類型と対応策!具体的な事例は?
Q:その後
別の歯科医院に転職するも、お局さんと相性が合わずまた1年で退職。
「向いてない」…と思い他業種も考えました。悩んだ結果、あと1回だけ歯科衛生士として働いてみることに。
正社員は怖かったので、デンタルワーカーでパートを探し、2箇所で掛け持ち。
最終的に働きやすいパート先で、パートから正社員になりました。
この辺りの経緯は、以下の記事で書いています。
»【向いてない】歯科衛生士をやめたいアラサーDHが理想の職場・働き方を真剣に考えた!試した結果は?
しんどい|1年目の歯科衛生士が辞めるときの注意点
1年目の歯科衛生士が辞めるときの注意点を紹介します。
辞めたい理由を明確にする|本当にやめてよい?
なぜ辞めたいと考えているのかを明確にしましょう。
勢いでやめたりしてしまうと、後悔してしまうリスクがあるからです。
その上で友人や家族に相談するのは、アリです。
歯科衛生士に向いてない人の特徴
歯科衛生士に向いてない人の特徴は以下の通りです。
- コミュニケーションが苦手
- 細かい作業が苦手(不器用)
- 忍耐力・集中力がない
- 精神的に弱い
- 几帳面でない
- 体力がない
- 日々の振り返りをしない
- 仕事にやりがいを感じない
- 血が苦手
- 柔軟に対応できない
とはいえ、当てはまるからといって、すぐに辞めたりする必要はありません。
対策することができるからです。
詳しくは、辞めるべき?歯科衛生士に向いてない人の特徴10選と対策法|経験談ありをご覧ください。
気をつけるべき前兆症状
気をつけるべき「前兆症状」は、心と身体の変化です。ささいな体調の変化を見落とさないようにしましょう。
✔︎ 実際にあった体調不良の兆候
- 玄関から出るのが億劫
- 出勤を考えると気持ち悪くなる
- 職場にいくと頭痛がする
- 職場のLINEの通知がストレス
私含め、周りでも働けなくなった歯科衛生士は何人もいます。
違和感が2週間以上続くなら、心と体を病みかけている可能性も。
肌荒れ・イライラ・不眠・生理不順といった体調変化がみられることも。心の調子は、かならず体調に現れます。
置かれている環境が辛すぎると、 客観的に判断できなくなります。体調には十分に注意して下さい。
歯科衛生士が病む原因と、解決する方法は以下の記事を参考にしてください。
できる限り円満退職を目指す
できるだけ円満退職を目指しましょう。あえて揉めてやめるのは、損しかありません。
- 院長を刺激しない
- 辞めるまでの期間を設ける
- 理由を添える
このあたりは、重要です。
とはいえ、院長次第で円満に退職できない場合も想定できます。強引に引き止められるケースも。
それでも、こちらから歩みよる姿勢は、万が一トラブルになったときも有利です。
できれば在職中に転職先をみつける
歯科衛生士が次の転職を成功させるためには、仕事をしながら転職先を探すのがおすすめです。
- 収入が途切れない
- 就業期間が途切れない
上記のメリットがあります。
仕事との両立は大変ですが、自分にあった職場を見つけるには少しの苦労は必要です。
1人で転職活動するのはハードなので、転職エージェントに動いてもらいましょう。
ぜひ仕事と転職活動を頑張ってみてください。
ハラスメントをうけたら即ヤメ
ハラスメントを受けているなら、今すぐにでも辞める状況です。
パワハラやセクハラは犯罪です。被害を受けた側は、心も身体も蝕まれることになります。
- 理不尽な人格否定
- 質問を無視する
- 怒鳴る、威嚇する
- 容姿や体型の話をする
このような環境ならば、一刻も早く逃げ出しましょう。
ハラスメントの事例と対策は、以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
法律上は、雇用契約にどのように書いてあっても、2週間前の告知で辞められます。
2週間以内に即ヤメしたいなら、退職代行を利用するやり方も。
即ヤメする方法は、うつ病回避|メンタルやられた歯科衛生士は退職代行で即日退職しよう をご覧ください。
失業保険はもらえない可能性が高い
正社員で働いている場合、通常は次の職場が見つかるまで失業手当がもらえますが、1年以内の退職ではもらえません。
失業保険が給付されるには、「過去2年の間に、12ヶ月以上の就業期間」が必要だからです。
経済的に厳しい場合は、1年の期間を考慮したり、次の転職先を見つけておくことは重要です。
歯科衛生士1年目で辞めたいと感じたら早めの行動が大切です
歯科衛生士の1年目は覚えることも多く、人間関係のストレスも重なって「辞めたい」と思う人は多いです。
「石の上に3年」と言われるように、まずは3年がんばるという風潮もありますが、すべてに当てはまりません。
なぜなら「このままだと体調を崩す可能性」があるからです。
実際に、わたしはパワハラをうけて適応障害になり、しばらく働けませんでした。
一年目で辞めるのは、悪いことではありません。心と身体がなによりも大切です。
幸いなことに、歯科衛生士は1年目でも転職しやすい職業です。
「1年目の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準」や「1年目で辞めるデメリット」を考慮しつつ、早めに行動してみてください。
\ 1年目で辞めたい歯科衛生士におすすめの転職エージェント /
エージェント名 | 求人数 | 特長 | おすすめする人 | 口コミ・評判 | |
1位 | 12,000件 | ・ 職場の雰囲気を確認できる ・ 雇用条件を交渉してくれる ・ 転職活動をトータルサポート | 快適な職場で働きたい人 第2新卒◎の求人が多く、1番おすすめ | 詳細 ▷ | |
2位 | 10,000件 | ・ 2014年創業の老舗転職サイト ・ 衛生士の4人に1人が利用中 ・ 院長の人柄を事前にリサーチ | 内部の人間関係を知りたい人 転職の悩み相談ができる | 詳細 ▷ | |
3位 | 7,000件 | ・ LINEのやりとりがメイン ・ 利用者の満足度 98.2% ・ 転職後のフォローが充実 | マイペースで就活したい人 条件にあう求人がLINEで届く | 詳細 ▷ |