5年目の歯科衛生士の給料を知りたいですか?
「5年目なんて全然稼げないのでは?」と感じている歯科衛生士さんも多いはず。
実際に、歯科衛生士は働く環境によって給料が大きく変わります。
この記事では、5年目の歯科衛生士の平均給料を紹介します。
✔︎ 5年目歯科衛生士の給料相場
- 給料 27.5万円
- 年収 330万円
✔︎ この記事を書いたひと
5年目の歯科衛生士である筆者のリアルな給料や、「その後に給料を上げた方法」も公開します。
5年目の歯科衛生士の給料事情が気になる方は、ぜひご覧ください。
■ もくじ
5年目の歯科衛生士の平均給料は27.5万円?年収330万円?
厚生労働省の賃金構造基本統計調査に、年齢別の給料が出ています。
年齢 | 21~24歳 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35~39歳 | 40~44歳 | 45~49歳 | 50~54歳 | 55~59歳 |
月給 (ボーナス含) | 25万円 | 27.5万円 | 28.3万円 | 29.1万円 | 32.5万円 | 30.8万円 | 33.3万円 | 35.8万円 |
年収 | 300万円 | 330万円 | 340万円 | 350万円 | 390万円 | 370万円 | 400万円 | 430万円 |
20代前半で歯科衛生士になったとすると、20代後半で5年目を迎えます。
つまり多くの歯科衛生士にとって、5年目の給料相場は次のとおりです。
✔︎ 5年目歯科衛生士の給料相場
- 給料 27.5万円
- 年収 330万円
社会人を経て歯科衛生士になった場合は、もう少し給料が高い可能性も。
実質は年収300万円
とはいえ、データ元は「病院のような大きめの歯科医院」。多くの歯科衛生士は、小規模な歯科医院で働いています。
歯科衛生士全体にはなりますが、小規模な歯科医院で働く歯科衛生士は「年収300万円」と考えられます。
医療経済実態調査(令和3年)では、小規模な歯科医院の数字も含めたデータが出ています。
このデータから読み取れることは、つぎの通り。
平均年収 | 300万円 |
平均給料月額 | 212,190円 |
年間賞与 | 50万円 |
月の給料にして約21万円(ボーナス2ヶ月と仮定)。手取りにすると、18万円となる計算です。
働き方やライフスタイルで変わる
歯科衛生士の給料は、働く環境や生活の状態で変わります。
職場
歯科衛生士が「働く職場」の種類は様々です。
- 保険多めの歯科医院
- 自費多めの歯科医院
- 病院
- 行政
病院や行政のような公的な組織で働くほど給料は安定して、年功序列で上がりやすいです。
一方で、求人の数は少ないので、倍率は高め。
就職先による給料の違いは、歯科衛生士の給料の高い職場ランキング|高年収はブラック歯科医院? をご覧ください。
ライフスタイル
ライフスタイルによって給料は影響を受けます。
- 結婚
- 出産
- 引越し
- 転職
例えば、ブランクがあったり、地方の在住の方が給料は安くなりがち。
逆にバリバリ働いて資格を取ったり、歩合のあるクリニックで働くと給料がどんどん上がるケースもあります。
「待遇のよい歯科医院」に転職できると、恵まれた環境で働けます。
このあたりは、働く歯科医院によって、かなりの個人差があります。
リアル|5年目の歯科衛生士の実例
実際のケースを紹介します。
【公開】5年目の歯科衛生士の給料・年収
5年目の歯科衛生士の給料の実例を公開します。
✔︎ 5年目歯科衛生士(筆者)の給料
- 年収 287万円
- 月給 23.9万円
- 手取り 20万円
- 時給換算 1,500円
平均以下です…。
現在、働いている環境はパートの掛け持ち
私は常勤(正社員)ではありません。
いまは3箇所の歯科医院でパートとして、掛け持ちしています。
- A歯科医院(週2):時給1,500円
- B歯科医院(週2):時給1,450円
- C歯科医院(週1):時給1,550円
1日8時間の勤務です。
常勤で働き続けていたら、もう少し給料が高かったかもしれません。
【追記】歯科衛生士10年目になりました
追記します。
歯科衛生士で10年目になった私は現在、常勤として訪問メインの歯科医院で働いています。
パートで働いていた歯科医院で、そのまま常勤になりました。
年収は、なんと514万円です。ありがたや。
✔︎ 筆者の「現在」の年収 5,146,059円
歯科衛生士の10年目の給料については、以下の記事で実際のケースまで解説しています。
»【リアルな年収を公開】歯科衛生士の10年目の給料はどれくらい?3・5・7年目と比較した結果は?
待遇も人間関係にも恵まれて、今の所いい感じです。
その分かなり忙しいですし、この環境がいつまで続くかわかりませんが…。
パワハラで休職も経験した歯科衛生士が理想の職場にたどり着いた経緯は、以下の記事にまとめています。
職場での給料や人間関係に悩んでいる歯科衛生士さんはぜひご覧ください。
【誰でもできる】5年目の歯科衛生士が給料をあげる方法
私なりに考えた「5年目の歯科衛生士が給料をあげる方法」を書いておきます。
給料を上げる方法7選
シンプルですが、できることからまずは始めてみるのがおすすめです。
✔︎ 歯科衛生士が給料を上げる方法
- ① 給料の高い歯科医院で働く
- ② 資格をとる
- ③ 総合病院・大学病院に勤務する
- ④ 副業する
- ⑤ 他業種に転職する
- ⑥ 東京で働く
- ⑦ 交渉する
私は転職して、交渉した結果、昇給しました。①→⑦の流れです。
具体的な手順は、歯科衛生士で勝ち組になる7つの方法|稼ぐには〇〇すべし! をご覧ください。
給料相場をつかむ
給料の相場をつかむことは、給料を上げるために大切です。
今の立ち位置がわかったり、どのくらいの給料がもらえるかの目安になるからです。
転職サイトの求人情報で、給料相場をチェックしてみてください。
あなたにぴったりの転職サイトを使う
求人をチェックする転職サイトは重要です。
求人数が少なかったり、地域によって求人がなかったりするケースも。
給料を上げるなら、以下の当てはまる転職サイトがおすすめです。
✔︎ 利用すべき転職サイトの条件
- 求人数が多い(5,000件以上)
- こまかい条件で検索できる
- 転職時のサポートが手厚い
転職サイトに登録して転職エージェントのサポートを受けるのも、効果的です。
参考 »【相性で選ぶべき】歯科衛生士向け転職エージェントおすすめ5選!デメリットと評判も紹介
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まとめ:自分にあった職場で働こう
この記事では、この記事では、5年目の歯科衛生士の平均給料を解説しました。
5年目の歯科衛生士の給料は「月収 27.5万円・平均年収 330万円」。
とはいえ、上記のデータは「病院のような大きめの歯科医院」。
小規模な歯科医院で働く歯科衛生士に限ると、「月収21万円・平均年収300万円」です。
いま給料が低いと感じても、5年目はまだまだ伸び代がある時期です。
高い給料をもらいたいならは、まずは「給料の相場」をチェックしましょう。
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