- 就職して1ヶ月だけど、思っていた歯科医院とちがった
- 続けるか辞めるか迷う
- 自分に合った職場ってあるのかな…
就職したばかりの歯科衛生士が「1ヶ月でやめたい」と思うケースは、わりとあります。
合わない環境で働いていると、メンタルを壊して働けなくなることも。そのため「辞めるか辞めないか」の判断は重要です。
✔︎ 読み飛ばしガイド
この記事では、歯科衛生士が1ヶ月で仕事を辞める基準・退職するデメリット・スムーズに退職する方法を解説します。
✔︎ この記事を書いたひと
この記事を読むと、1ヶ月で仕事をやめたい衛生士がどう行動するべきか…がすべてわかります。
■ もくじ
1ヶ月で辞めたくなっている歯科衛生士は、あなただけじゃない
働き始めて1ヶ月で辞めたいと感じるのは、わりと多くの歯科衛生士が感じていることです。
歯科衛生士の退職に関しては、次のデータがあります。
- 歯科衛生士の70%は転職経験あり
- 退職者のうち1ヶ月で辞める歯科衛生士の割合は75%
- 新卒の歯科衛生士の場合、3ヶ月で30%が退職する
辞めたくなった歯科衛生士の多くが、早めに退職して次のステップに進んでいるのがわかります。
なので「1ヶ月で仕事を辞めたい」と思っても、甘えとか忍耐力がない…などと自分を責めなくて大丈夫です。
歯科衛生士が1ヶ月で辞めても大丈夫な理由
1ヶ月で仕事を辞めるのには不安もあるでしょうが、そこまで心配しなくて大丈夫です。
- 歯科衛生士は転職しやすい
- 短期での転職も多い
- 試用期間の場合は、正規の正社員になった後より辞めやすい
- リスタートは早い方が良い
歯科衛生士は転職しやすい
歯科衛生士は転職しやすい職業です。
事実、有効求人倍率は20倍。
これは1人の歯科衛生士に、20件の歯科医院が募集を出している状況です。
歯科衛生士は必要とされている仕事なので、転職は他の職種に比べて容易です。
»【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ!失敗しない歯科医院選びのコツとは?
短期での転職も多い
冒頭で紹介したように、歯科衛生士は短期での転職も多いです。
新卒歯科衛生士の場合は、3か月以内に退職する確率はおよそ30%。
人間関係・待遇や働き方への不満から、見切りをつけています。
試用期間の場合は、本採用になったあとよりも辞めやすい
働いて1ヶ月の場合、とくに正社員のケースでは「試用期間」であることも多いです。
試用期間では、正社員のような本採用になった後よりも辞めやすいです。
法律的には、理由は必要なく2週間前の通知で退職できますが、実情はやめにくいケースも。
試用期間中は、退職の目安に1つになります。
»【辞めてもいい?】歯科衛生士が試用期間で辞めるべき3つの基準!退職するデメリットは?
リスタートは早い方が良い
辞めたい職場でガマンしていても、いずれ退職してしまうケースは多いです。
「心身の体調を壊す」「歯科衛生士として成長できない」…といった悪循環に陥ることも。
ガマンして病むのは最悪のケースです。
早めにリスタートすることで、「人生の時間を有効活用できる」「仕事のストレスがなくなる」というメリットがあります。
早めの軌道修正はむしろ英断です。決断した自分を褒めてあげてください。
1ヶ月で歯科医院を辞めたいと感じる5つの理由
就職して1ヶ月の歯科衛生士の「辞めたい理由」は、大きく以下の5つです。
職場の人間関係がイマイチ
歯科医院は「人間関係が狭い」ことが多いので、相性が合わないとしんどいです。
院長・同僚のスタッフ・患者さん…との関係が悪化すると、ものすごいストレスになります。
新人をいじめるお局さんやすぐに怒る院長のいる職場って、割と多いんですよね。
歯科衛生士の退職理由、第1位は「人間関係の不満」です。
給与・待遇が悪い
歯科衛生士の給料は安いです。それをわかって就職したとはいえ、本当はもう少しもらいたいと思う人も。
仕事で体力も神経も使うのに、一向に上がらない給料。
中には、最初の提示額よりも低かったり、残業代が支給されないケースもあります。
先輩から「長く働いても、給料はまったく上がらない」という話を聞いたケースも。
歯科衛生士の平均年収は386万円。年齢や勤続年数、働く業種によって差があります。
日本の平均年収は436万円なので、それより低いという現実…(賃金構造基本統計調査)
給料の不満が大きくなると、辞めたくなります。
仕事内容への不満
1ヶ月すると、おおまかな仕事内容もわかってきます。
歯科衛生士は主に「診療補助」「歯科予防処置」「保健指導」を行いますが、思っていた内容と違うのは、辞める原因になります。
- 仕事量が多すぎる
- 逆に仕事量が少なすぎて、やりがいがない
- 何も教えてくれない
- 衛生管理がひどい
- 違法行為をやらされる
私は、一人ではとても抱えきれない仕事量を与えられて病みました。
人によっては、仕事を任せてもらえない不満や、教育体制への不満があったりします。
滅菌が適当な歯科医院だと、「これでいいの?」という葛藤が生まれることもあります。
仕事内容へに不満は、退職を考える要因です。
勤務形態への不満
働いて1ヶ月もたつと、医院での働き方がわかってきます。勤務形態に違和感を感じるケースがあります。
実際にあった事例は、以下の通りです。
- 前残業がある
- 昼ご飯が取れない
- ないと聞いていた残業がある
- 頑張りが評価されない
- 休日に出勤や無償でのセミナー参加を要請された
このように給料や勤務時間での条件での相違は、辞めたくなる理由です。
雇用条件に違いがある場合は、さらにやめたくなります。不信感しかありません。
病気・ケガ・介護など突発的なもの
病気・ケガ・介護のような、予想できないことが起こった場合も、退職を検討する理由です。
仕方のないケースです。
休職制度がある歯科医院もあるので、休職→復職の可能性も考えてみるのも1つの手段です。
歯科衛生士が仕事を1ヶ月で辞める3つの基準
就職した歯科医院を1ヶ月で辞める基準は、以下の通りです。
- 心身に不調がある
- 入職時の条件と勤務条件や待遇が違う
- 辞めても生活できる?
やめるか、続けるかの判断は将来に影響します。
心身に不調がある
メンタルや体調に不調が続いている場合は、退職の検討をおすすめします。
忙しすぎる・人間関係が悪すぎる…は、心身の健康を損なう原因です。
とくに「心」の健康は重要です。辞める基準は「心が健康でいられるかどうか」といっても過言ではありません。
とくに、以下のような状態には注意が必要です。
- 毎朝の目覚めが憂鬱
- 家の玄関でため息が出る
- 職場に得体の知れない違和感を感じる
- いじめ・パワハラをうけている
- 夢にでる
このままだと、いずれ限界を迎えます。改善がのぞめないなら、退職を検討すべきです。
「自分の健康が何よりも大切」ということは忘れないでください。
◾️ 参考記事
入職時の条件と勤務条件や待遇が違う
実際に勤務する中で、入職時の条件と異なる点がある場合は、退職の基準の1つです。
実際に、給料が少なかった・社保に入れない・残業代が出ない…といったケースも。
教えてくれるはずだったのに、何も教えてくれない職場も…
納得の労働環境があってこそ、安心して仕事をすることができますよね。
ブラック歯科医院で搾取される前に、労働環境の整った職場で働きましょう。
辞めても生活できる?
仕事をやめても生活できるか…は重要です。仕事を辞めると、お給料がでません。
- 十分に貯蓄がある
- しばらく実家で暮らせる
- 次の転職先が決まっている
- 旦那さんの収入で生活できる
辞めても経済的に大丈夫なら、不満な職場で働き続ける理由はありません。
逆に、辞めると生活が苦しくなるなら、すぐに転職活動を始めましょう。
経済的・精神的に苦しくなってからの転職活動は、うまくいきません。
求人情報だけでもチェックしてください。
「自分に合った職場を見つけるにはどうしたらよい?」「また転職活動は面倒…」「すぐの転職は印象悪そう…」と思いませんか?
そんな方は転職エージェントの利用がおすすめ。
実際に私は、エージェントが紹介してくれた職場で穏やかに働いています。
実際に使った転職エージェントを以下の記事に載せておきます。ぜひご覧ください。
\ 快適な職場がみつかる歯科衛生士むけ転職エージェント /
1ヶ月で辞めるデメリット
1か月で辞めるとマイナス面もあります。
- 再転職の手間がかかる
- 1か月分の給料をちゃんと振り込んでくれるか不安
- つぎの転職の際に、なにか問題ある人と思われやすい
再転職の手間がかかる
転職には手間がかかります。短い期間で繰り返すのは、さらに面倒です。
とはいえ悪い環境で働き続けて、心のキズを深くするなら、思い切ってよい職場を探すべきです。
給料が振り込まれるか不安
1ヶ月で退職すると、給料が振り込まれるかは不安ですよね。銀行振込の手続きが完了していないことも。
振り込まれる日をしっかり確認して下さい。
少し面倒ですが、働いた対価はしっかり貰いましょう。
つぎの転職に不利になる可能性
在籍期間が短いと「問題のある人では?」と思われる可能性があります。
心配な人は、転職エージェントに志望動機の添削・面接対策をしてもらうのがおすすめです。
1ヶ月で辞めるべきではないパターン
やめるべきではないパターンを紹介します。
- 改善が見込める
- ステップアップが見込める
- 人間関係が良好
どれか1つでも当てはまる場合は、辞めるのは思いとどまった方がよいかもしれません。
改善が見込める
「辞めたい」と感じていることに関して、改善が見込めるなら様子を見るのはアリです。
改善されると、辞めたい理由がなくなります。
院長がしっかりと話を聞いてくれたり、スタッフ同士で話し合える環境かどうかは大切です。
一方で、「改善されなかった」「話を聞くだけでまったく変わらない」という、期待しただけ損の場合もあります。
ステップアップが見込める
歯科衛生士としてステップアップが見込める…とは、以下のような環境です。
- スキルが向上できる
- 学会に参加できる
- 専門医がいる
とくにステップアップを目標に就職した場合は、一度様子をみても良いかもしれません。
とはいえ、心身の健康には気をつけてください。
人間関係が良好
人間関係が良好の場合は、様子を見てもよいもしれません。
人間関係がうまくいかずに転職するのがほとんどなので、人間関係良好な職場は貴重です。
人間関係が良好であれば、どうしてもやめたい…とはなりにくいです。
歯科衛生士が仕事して1ヶ月で辞めたいと感じたあとの選択肢
歯科衛生士が仕事して1ヶ月で辞めたいと感じたとき、取るべき選択肢は次の3つです。
- 今の職場でこのまま頑張る
- 様子見しつつ、転職活動を同時進行しておく
- 退職する
それぞれ解説していきます。
今の職場でこのまま頑張る
辞めたいと考えても、まずはこのまま働き続けられるか考えましょう。
慣れてくる可能性もありますし、退職して転職するには手間がかかります。
とくに「辞めない方がよいパターン」に当てはまるなら、頑張ってもよいかもしれません。
頑張りすぎると病んでしまうので、注意が必要です。
どこまで頑張るかは、記事前半の「歯科衛生士が1ヶ月で辞める3つの基準」を参考にして下さい。
他人を変えるのは難しい…というのも忘れないようにしてください。変われるのは自分だけです。
このまま続けるかどうかは、「試用期間」もひとつの区切りになります。
» 歯科衛生士が試用期間で辞めるべき3つの基準!退職するデメリットは?
様子見しつつ、転職活動を同時進行する
今の職場は辞めたいけどとりあえず続ける予定の人は、「働きつつ転職活動を始める」のがおすすめです。
今の職場に慣れてくれば転職しなければよいですし、この先退職を決めた時にすぐ転職できるからです。
早めの転職活動は、冷静な判断ができます。
「どうしても転職しなきゃ!」となってから転職活動すると、焦ってさらにブラックな求人に応募してしまうことも。
今のうちから、まずは求人をチェックしてみてください。
求人をチェックする手段は、ハローワーク・友人の紹介・転職サイト…の3つがあります。
中でも、歯科衛生士むけの転職サイトを活用するのは有効です。
とくにいまは、転職サイトに登録してエージェントにサポートを依頼するのは以下の理由からおすすめです。
自分に合った環境がみつかる確率がグッとアップします。
✔︎ 転職エージェントを利用するメリット
- 非公開の求人にアクセスできる
- 面接・見学の日程調整や給料の交渉を代行してくれる
- 履歴書の作成や面接対策をしてくれる
- キャリア全般や退職の相談ができる
働いている間に、これらを自分でやろうとしたら大変です。
エージェントの利用はすべて無料なので、活用しない手はないと思います。
「まだ退職するかわからないんだけど、いい求人ありますか?」こう聞いてみるだけでも、考えもしなかった情報が出てくるかもしれません。
私は考えてもいなかった「訪問歯科」を提案されて、長く働ける職場をみつけました。
転職エージェントを利用して、何人もの歯科衛生士さんが働きやすい環境を手に入れています。
いまの職場で報われる未来が見えないなら、気軽に相談してみてください。
実際に利用した転職エージェントは、以下の記事での通りです。
利用料も一切かからないので、安心して利用してみてください。
\ 快適な職場がみつかる歯科衛生士むけ転職エージェント /
とくにデンタルワーカーは、12,000件の求人を掲載している転職サイト。
給与や雇用条件の交渉・人間関係のリサーチ・面接同行までサポートしてくれるのは、他の転職エージェントにはない強みです。
私は「穏やかな職場」を紹介してもらい、のびのび働いています。
いまの職場に違和感を感じている人は、ぜひ利用してみてください。
» 口コミ・評判|デンタルワーカーを徹底レビュー【歯科衛生士が転職成功する近道】
退職する
退職は選択肢の1つです。早めの決断は、その後の時間を有意義に使えます。
とくに「歯科衛生士が1ヶ月で辞める3つの基準」に当てはまっている場合は、検討の価値は高いです。
仕事して1ヶ月だと試用期間のことも多いので、辞めやすい環境でもあります。
歯科医院側も業務に慣れる前なので、業務を進める上での損失は少なくて済みます。
辞めるなら2週間前の告知が基本
仕事はいつでも辞めることができますが、法律的には「2週間前の告知」が基本です。
引き止めをうけても、強い意志を持って退職しましょう。
すぐに辞めたい場合でもバックレはお勧めしません。
懲戒解雇になってしまい転職活動に支障が出る可能性や、税金の申請などで後々連絡が必要になることもあるからです。
それでももう耐えられない…という人は、記事後半のバックレはNG【すぐ辞める方法は?】を参考にしてください。
1ヶ月でスムーズに退職する手順
以下の手順通りにおこなうと、仕事して1ヶ月でもスムーズに辞めることができます。
- 就業規則を確認する
- 退職理由を考える
- 辞める言い方を考える|例文あり
- 勇気をもつ
- 責任者に直接伝える
円満な退職を目指しましょう。
就業規則を確認する
就業規則の退職規定を確認してください。今の職場における「退職の仕方」が記載されています。
ルールに則った申し出をすることで、スムーズな退職につながります。
就業規則のない職場は2週間前の申し出でOKですが、そもそも就業規則がない時点でブラックな匂いが…
やむを得ない事情とは、ハラスメント・違法行為・病気や怪我により勤続が困難…などです。
退職理由を考える
本来は退職理由は「一身上の都合」で構いません。
しかしそれでは、医院側が納得しない・波風が立ってしまうことも多いです。
スムーズにやめるために「理由」は重要です。
「本音を理由にするか、建前の理由で伝えるか」は、医院の雰囲気や院長の性格次第です。
- 給料が思っていたより低い
- 雇用条件が聞いていたものと違う
- △△さんと合わない
- 体調が悪く、静養したい
- 急に家族の介護が必要になった
職場の欠点を指摘する理由だと、円満な退職に支障が出る可能性があります。
「体調が悪い」「人間関係があわない」といった自分都合の理由の方が、円満に退職できるケースも多いです。
医院の雰囲気に合わせて、理由を考えましょう。
辞める言い方を考える|例文あり
「退職の意思を伝える例文」を3つ載せておきます。
✔︎ 退職不良
体調不良が続いていて、このまま仕事を続けるのが難しくなってしまいました。
現在も通院しており、体調を考慮して退職したいと考えています。
すぐやめることになり、申し訳ありません。
退職ではなく、休職を進められることもあります。
しっかりと意思を決めておきましょう。
✔︎ 家族の事情
急で恐縮なのですが、実は家族の介護が必要になり、働き続けるのが難しくなりました。
申し訳ありませんが、退職させてください。
家族が関わるような「やむを得ない事情」は、歯科医院側も納得しやすいです。
✔︎ 職場との相性
想定していた雰囲気と実際の雰囲気が異なり、順応が難しいと感じました。
試用期間中で申し訳ありませんが、辞めさせて頂きたいと思います。
退職するなら早めのほうがよいと思い、お伝えさせていただきました。
仕事をしてみないとわからないことも多いです。
どうしても馴染めなければ、正直にその旨を伝えるのも有効です。
「退職の話をする相手」がどんな性格なのかも大切です。
勇気をもつ
辞めるために1番必要なのは、勇気です。
頑張って、勇気を出してください。
勇気を出すためには、伝えた後に「楽しみ」を作っておくのがおすすめ。
- 仲のよい友達と会う
- 旅行に行く
- 自分にご褒美を買う
自分に褒美をあげると、勇気が持てます。
責任者に直接伝える
責任者(多くの場合は院長)に退職の意思を伝えましょう。
理由を添えつつ、丁寧に・穏やかに・はっきりと伝えるのがポイントです。
伝える手段としては、対面・電話・メール…があります。
対面で伝える
対面で伝える場合は、2人でゆっくり話せる機会を選びましょう。
「ご相談があります」と、事前にアポイントを取るのがおすすめです。
電話で伝える
電話の場合も、「いまお時間よろしいでしょうか?」と切り出して下さい。
事前に口頭かメールで、電話時間を決めておくとスムーズです。
メールで伝える
メールは、院長によっては悪い印象を受けることがあるので、院長の性格によります。
文章で残るのはメリットです。
職場によっては渋られることもあり、何度も退職を断られる事実を持つことも大切なケースもあります…。
早めに相談しておくとスムーズに辞められることもあるので、この辺りは院長によって異なります。
退職届は両者の合意あれば不要ですが、あとから「言った・言わない」になるのを避けたいなら渡しましょう。
証拠になります。
仕事を1ヶ月で辞めた歯科衛生士の実例
「1ヶ月で辞めたい」「1ヶ月でやめた!」の体験談を紹介します。
Yahoo!知恵袋の体験談
新卒で働いたけど、1ヶ月で辞めたい。
Q:辞めたい職場
1日80人以上が来院。毎日、残業1時間。
Q:理由は?
上下関係がキツく、先生も怒鳴る。
Q:現状
「他の歯科衛生士が見つかるなでダメ」と言われる。
他にも、辞めたいと感じている歯科衛生士は多いです。
✔︎ 他の実例
友人の例
筆者の友人の例を紹介します。衛生士学校の同期です。
Q:辞めた職場
一般歯科
Q:期間
1ヶ月で退職
Q:理由は?
人間関係。院長に怒られすぎて、精神的に参ってしまった。
夜も寝れなくなった。
Q:その後
別の一般歯科に転職。
転職の際は、デンタルワーカーとファーストナビを併用して、とにかく穏やかな院長とスタッフの職場を探す。
5件ほど見学にいって院内の雰囲気を確認。優しくかつしっかり教えてもらえる職場に転職しました。
まさかの年収もアップ。
筆者の例
筆者は、パートを1ヶ月で退職した経験があります。
Q:辞めた職場
一般歯科
Q:期間
1ヶ月で退職
Q:理由は?
人間関係。お局さんからいじめられました。
パートだったので、他のスタッフさんとコミュニケーションがとれる時間が短く、孤立しました。
Q:その後
2箇所の歯科医院で「パートの掛け持ち」で働きました。
最終的に働きやすいパート先で、パートから正社員になりました。
この辺りの経緯は、以下の記事で書いています。
»【向いてない】歯科衛生士をやめたいアラサーDHが理想の職場・働き方を真剣に考えた!試した結果は?
人間関係、重要すぎます。
1ヶ月で仕事を辞める注意点
1ヶ月で辞めた場合の注意点を紹介します。
- 辞める基準をきめておく
- バックレはNG
辞める基準をきめておく
辞める基準をきめておくことで、納得して退職することができます。
- あと1か月がんばってみる
- つぎに怒鳴られたら辞める
- 友達に「辞めた方がいい」といわれたら辞める
基準を決めて、ブレないようにしましょう。
バックレはNG【すぐ辞める方法は?】
バックレて辞めることはおすすめしません。
労働者は退職を申し出て2週間経過しない退職はできないルールがあるからです(民法627条)。
さらにバックレには、以下のようなデメリットがあります。
✔︎ バックレのデメリット
- 懲戒解雇扱いとなり、転職活動に影響が出る可能性がある
- 後から連絡が必要になる可能性(確定申告などの書類)がある
- 院長やスタッフが家に来る可能性がある
- 音信不通が原因で警察沙汰になることもある
バックレるくらいなら、しっかり退職の意思を伝えて退職してください。
とはいえ、やむを得ない事情がある場合に、歯科医院と合意したケースでは、即日退職が可能になります。
✔︎ やむを得ない事情の例
- 入職時と労働条件がちがう
- ハラスメント・いじめ
- 心身の不調・病気
- 身内の介護
「もう出勤したくない」「どうしても退職を伝えられない」という人は、退職代行サービスを使う方法も。
面倒でストレスのかかる退職手続きをすべて代行してくれます。
すぐ辞めたいけど勇気がないなら、退職代行サービスで即日退職する
退職代行を利用すれば、このまま出勤せずに退職することが可能です。
依頼すると、即日に退職することができます。
✔︎ 退職代行サービスをつかうメリット
- 即日にやめられる
- もう出勤しなくてよい
- 院長や職員と話をする必要もない
- 退職手続きを代行してくれる
歯科医院との退職の合意を代行してくれるだけでなく、院内に残した荷物も送付してもらえます。
3万円ほどかかりますが、即日で辞めたいくらい追い込まれている人は検討してみてください。
ちなみに私の友人は、わたしNEXT という退職代行を利用しました。対応件数が豊富なうえに、退職成功率100%です。
LINEで弁護士に無料相談(24時間)が可能。
現状からすぐに解放されたい人は、わたしNEXTを利用してノーストレスで退職しましょう。
詳しくはうつ病回避|メンタルやられた歯科衛生士は退職代行で即日退職しようをご覧ください。
1ヶ月で辞めたいと感じたら、早めの行動が大事です
1ヶ月で仕事を辞めたい歯科衛生士の「進むべき道」について紹介しました。
繰り返しですが、自分自身の健康を何よりも大切にしてください。
幸いなことに、歯科衛生士は必要とされている仕事。そのため、次の転職先があるのかな?と心配する必要はありません。
「働いて1ヶ月の歯科衛生士が仕事を辞める3つの基準」や「辞めたいと感じたあとの選択肢」を考慮しつつ、行動してみてください。
\ 快適な職場がみつかる歯科衛生士むけ転職エージェント /