【歯科衛生士が就職するならどっち？】小規模の歯科医院と大型の医療法人の違い

このように気になったことはありませんか？

この記事では、

…を解説します。

「大規模の歯科医院」と「小規模の歯科医院」の違いを知ることで、自分にあった病院探しの参考になれば嬉しいです。

✔︎ この記事を書いたひと

歯科衛生士 まな

転職4回の歯科衛生士 (X（Twitter）)
1年目にパワハラで病む／ブラック→ホワイトな職場で快適に勤務／今はスタッフ100名の医療法人で採用を担当

以下のような歯科衛生士さんはぜひご覧ください。

■ もくじ

小規模な歯科医院と大型の医療法人の違い

結論、以下のとおりです。

✔︎ 小規模な歯科医院と大規模な歯科医院の違い

メリット・デメリットを比較

小規模な歯科医院と大規模な歯科医院で働くメリットとデメリットは、以下の通りです。

✔︎ 小規模な歯科医院ではたらく【メリット】

✔︎ 小規模な歯科医院ではたらく【デメリット】

✔︎ 大規模な歯科医院ではたらく【メリット】

✔︎ 大規模な歯科医院ではたらく【デメリット】

小規模と大規模の線引き

何人をもって大規模とするか…ですが、明確な線引きはありません。

「一医院で５人以上の歯科衛生士が在籍している」または「本院と分院あわせて５院以上を展開している」の規模であれば、大規模と言えそうです。

小規模な歯科医院ではたらくメリット【個人開業医】

小規模な歯科医院ではたらくメリットは、次の通りです。

①：アットホーム

小規模な歯科医院は基本、つねに顔を突き合わせて仕事します。

そのため、人間関係さえよければ最高な環境になります。

»【つらい職場を回避】歯科衛生士が人間関係のよい歯科医院をみつける4つの手順

②：患者さんに密着できる

患者さんに密着できます。小規模な歯科医院は、地元に根づいた経営をしていることが多いです。

つまり、患者さんとしてだけでなく「ひと」としても付き合うことになります。

歯科衛生士 まな

治療の経過もじっくり追えることが多いです。

③：個人の意見が反映されやすい

小規模の歯科医院はその名のとおり、人数がすくないです。そのため、個人の意見が反映されやすい傾向があります。

✔︎ 反映された実例

「給料」「勤務形態」…も院長に相談しやすいです。

④：求人数が多い

歯科衛生士全体でみても求人の数は多いです。歯科医院のほとんどは、小規模です。

そのため、就職・転職がしやすいです。

»【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ！失敗しない歯科医院選びのコツとは？

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小規模な歯科医院ではたらくデメリット

小規模な歯科医院ではたらくデメリットを紹介します。

①：給料が低め

大型の医療法人にくらべると、やや給料が低いです。

（参照  第２２回医療経済実態調査 （医療機関等調査） 報告）

とはいえ、あくまで平均値なので、個人の能力や病院の方針に左右されます。

②：症例数がすくない

大規模な歯科医院とくらべて、症例の数は少なめです。

スタッフの数と患者さんの数は比例しやすいからです。

とはいえ、勉強熱心だったり、ひとつの分野を掘り下げて勉強している歯科医院もたくさんあります。

歯科衛生士 まな

資格が取れる歯科医院も。

» 必見！歯科衛生士のスキルアップにおすすめの資格 16選

③：休みがとりにくい

小規模な歯科医院は、休みがとりにくいです。スタッフが少ない分、ひとりひとりの負担も増えます。

また、有給や退職金などの福利厚生が充実してないこともあるので、事前の確認は必須です。

» 歯科衛生士が楽に働ける歯科医院を見つける方法

④：人間関係がせまい

人間関係がせまいです。人数が少ない分、どうしても毎日顔をあわせることになります。

小規模な歯科医院では、

…のようなパターンも多いです。

歯科衛生士 まな

院長、奥さん（受付）、自分の３人だけ…という病院も。

人間関係が濃い分、うまくいかなくなったときはかなり地獄です。

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大規模な歯科医院ではたらくメリット【大型・大手の医療法人】

大規模な歯科医院ではたらくメリットは、次の通りです。

①：症例数がおおい

スタッフが多いということは、患者さんの数も多い傾向があります。

教育環境・機材…のような環境も整っていることが多いです。

②：給料が安定している

給料が安定しています。

大型の医療法人は会社的な要素もつよいので、急に給料がへったり…というリスクは低いです。

また小規模の歯科医院のデメリットでも紹介したように、大型の医療法人のほうが給料が高い傾向にあります。

③：福利厚生が充実している

大規模な歯科医院では、福利厚生が充実していることが多いです。

大規模になるほど、法律も遵守せざるをえない…という背景もあります。

急病などのときも、ほかにスタッフがいるので病院自体もなんとかまわります。

④：たくさんの人と出会える

小規模の歯科医院とくらべて、たくさんの人と出会うことができます。

歯科業界はせまい業界なので、こういった出会いは人生の転機になることもあります。

»【転職4回の歯科衛生士が実践】転職先の探し方5つ！失敗しない歯科医院選びのコツとは？

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大規模な歯科医院ではたらくデメリット

大規模な歯科医院ではたらくデメリットは、以下の通りです。

①：待遇が画一的

よくもわるくも待遇が画一的です。給料や休みは平等に決まっています。

システマティックに決まっているので、感情の入り込む余地は少ないです。

②：個人の裁量はほぼない

大型の医療法人の場合、すべての業務が計画的なことが多いです。

歯科衛生士 まな

自分だけがやりやすいように、変えることは難しいです。

組織が大きい分、変化には時間を要します。

③：人間関係でもめやすい

スタッフが多い分、人間関係のトラブルはつねにあります。

5人いたら派閥できる…といわれるように、必ず「あわないひと」が存在します。

とはいえ、人間関係でもめても、

…といった逃げ場があります。

④：求人数が少ない

歯科衛生士の求人のほとんどは小規模な歯科医院です。歯科医院は圧倒的に個人開業医が多いから…です。

特に、国立、市立病院の中にあるような「病院歯科」は給料もたかく、一瞬できえます。

病院歯科への転職は、以下の記事を参考にしてください ▼

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小規模な歯科医院と大型の医療法人に共通すること

小規模な歯科医院と大型の医療法人の、共通点はつぎの通りです。

スキルの向上はそれぞれの歯科医院による

スキルの向上は小規模なのか大規模なのかは関係なく、歯科医院の方針によります。

勉強したい歯科衛生士さんは事前に「セミナー」「院内勉強会」「院内の設備」を確認しておきましょう。

人間関係は運の要素もある

人間関係は、「運の要素」がつよいです。

どんな人と出会うかはわからないですし、「あう・あわない」は個人の相性だからです。

歯科衛生士 まな

アットホームな環境だといわれていても、あわないこともあります。逆に、クセが強い…と呼ばれている人と仲良くなる場合も。

大規模でも小規模でも、人間関係のリスクはあるので、

…といった工夫をしつつ、最適な職場環境を目指しましょう。

希望にあった歯科以外をみつけるなら

希望にあった歯科医院をみつけるなら、まずは転職サイトに登録して、気になる求人をチェックしておくのはおすすめです。

転職エージェントを使うと、院長の人柄やスタッフの人間関係をリサーチしてくれます。

歯科衛生士専門の転職サイトは無料で利用できるので、自分にあった職場を探したい歯科衛生士さんはぜひ活用して下さい。

歯科衛生士向けおすすめ転職エージェントは、以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。

【相性で選ぶべき】歯科衛生士向け転職エージェントおすすめ5選！デメリットと評判も紹介

歯科衛生士にとっておすすめの転職エージェントを知りたいですか？この記事では実体験を元に、歯科衛生士におすすめの転職エージェント5社と利用する際のメリットやデメリット・選び方のポイントを紹介します。「働きやすい職場を見つけたい」と考える歯科衛生士さんはぜひご覧ください。

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歯科衛生士 まな

私も、デンタルワーカーが「院長の人柄」を教えてくれたおかげで、穏やかな職場でのびのび働いています。

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まとめ

今回の記事をまとめます。

「大規模の歯科医院と小規模の歯科医院のちがい」「メリット・デメリット」を紹介しました。

✔︎ 小規模な歯科医院と大規模な歯科医院の違い

⌃ メリット・デメリットの記事をもう一度みる

この記事を読んで、

…このような疑問を持っている歯科衛生士さんの悩みが、すこしでも解消できたら嬉しいです。

転職を考えている歯科衛生士さんは「自分にあった病院探し」の参考にしてみてください。

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